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(音声版あり)水素エネルギープラント&海から肥料を回収して土に戻す水素文明の分散農業 一般人の感想

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昨晩、遠隔教育「御蔵」派生型で、肥料の話が出ました。

陸戦隊」さんが農に非常に詳しく、勉強になり感謝しております。

私は先日のコラムの様に素人農で挑戦しているのですが、勘とこれまでの限られた知識を元に動くので専門家から見るとまずいこともしてしまっているようです。

堆肥作りの話で、糞を完全に発酵させて悪玉菌を熱で死滅させ、高温でも生き残る善玉菌だけ残す話を農の大先輩の本で読んで実行できたらいいなと思っていたら、「完全に発酵させる」事自体がとても難しいらしく、実際は土中の菌層を破壊したり、発ガン性のある硝酸態窒素が地下水脈に流れて水質汚染に繋がるなど、複雑な問題が派生するようです。

堆肥小屋を上手く作り、納豆菌が沢山住む藁や有用微生物群を活用することで、昔の堆肥作りよりも完全な発酵をさせやすいかもと思ったのですが、そう簡単な話ではないようです。だからこそ、様々な会社が肥料を製造販売しているわけですね。

そこで、戦後普及した石油依存の農に戻ったら先はないので、水素文明に基づく分散農業についての話に発展していきました。


度々「文明コンサルタント」などで書かれている、海底の燐を回収して肥料として使う話と自然に繋がっていったのですが、素人の私は話が進むままに「へぇ、そうか~、すごいなぁ~。」という感じでも、よく知って実践しておられる方は観点が違い、「陸戦隊」さんは陸で生産される肥料と海で回収される肥料では投入量や投入方法が違ってくる事等を指摘されていました。

まず、海から肥料を得ることの意義は、陸から海に流れた炭素、窒素、燐成分の回収にあるとお話しされ、それらを土に入れる際、量と投入方法をよく考える必要があるとのことでした。

文明コンサルタント管理人さんによれば、海底には燐鉱石が沢山眠っていて、水素エネルギープラントを開発することでそれらを陸に戻す基盤ができるようです。エネルギープラントですから、同時に水素が得られるのでしょう。燃料電池で発電するための元素が得られるのですからまさに水素文明です。

途中、岡田さんから燐を多量に回収可能な海草の養殖の提案もありました。そのためには漁協の協力が不可欠とのこと。ホンダワラ()でバイオエタノールを生産するニュースがありましたが、理念に合っているならそんな用途もあるのでしょう。食用の海草を養殖するなら、ヨード等の必要不可欠な栄養素を安価で安定供給できますね。

「陸戦隊」さんの言葉で、さすがだなぁと感じたのは、海水中のミネラル、特に塩分が付着しているので、脱塩が必須だろうという点でした。もっとも海水には塩分があるのは当たり前なのですが、こういう用途で利用する場合、青写真的な話から一歩進んで、実際に行うとどういう問題が発生するかを考えさせられたのです。「陸戦隊」さん、動画とともにこのような情報をできれば配信してください。水素文明は実現可能だということを一般人が実感できるでしょう。

他にもあります。堆肥づくりに必要な発酵をさせるには条件があって、それは炭素と窒素の比率だそうです。

今までの堆肥づくりは既に確立したノウハウを使えばいいだけでしたが、海から得る肥料の場合は炭素と窒素の比率が不明なので確認してから製造する必要があるとのことです。

農学では基本的なことなのかもしれませんが、「陸戦隊」さんによると、「炭素と窒素の比率」「(海洋資源内の)ミネラルの存在による影響」を考慮して実用化する必要があるそうです。

これらの問題があると言っても、実現が不可能とまで感じる方は少ないでしょう。むしろ、着実に研究を重ねることでノウハウは確立し、スムースに実用化へと結びつくと思います。そのためには、統治機構の入れ替え後の国家的な投資も必要でしょうし、水素文明に共鳴する個々人による資産、ノウハウと労働力による全人的な投資も必要でしょう。

水素文明のためのエネルギー公社設立が望まれます。


これらが実現するなら空・森林・川・平野・海・の古来から維持されてきた循環が新しく展開することになりますね。これらの会話の途中、頭に浮かんできた言葉があります。それは、「スサノオの循環」でした。もう一つ思い浮かんだのは「オオクニヌシの循環」です。

将来は日本だけでなく地球規模で公益のために生きることが当たり前となり、だまして生活者・零細事業者から搾り取る組織はそもそも設立が許されず、既存のものは誰も寄りつかなくなり自動消滅するでしょう。私は農に限らず全てを繋げるハブのようになって、永続的に共存できる社会に参与したいです。
 

川原祐造 拝


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※海成リン鉱床についての参考資料:

「なぜ非常に薄い層でリン酸が高度に蓄積されるのであろうか、おそらく著者らに考えがあるに違いないが、明確に書かれていないので、勝手に想像してみた(図2)。沈殿物の表層では、まだ酸素が存在するので、湧昇流からリン酸が硫黄細菌に取り込まれる。しかし、その直ぐ下側の層では嫌気状態であり、硫黄還元菌によって有機物が分解されて酢酸になる(嫌気状態での主な最終生産物)。また硫酸還元菌は硫酸を還元して還元状態の硫黄化合物を作る。ポリリン酸を蓄積した硫黄細菌が直下の嫌気層から染み出た酢酸と硫黄化合物を取り込み、代わりにポリリン酸が分解されてリン酸が遊離する。そして薄い、しかし、非常にリン酸に富んだアパタイト層が出来上がるというのが私の大胆な想像である。ご批判頂ければ幸いである。」(トピックス:リン鉱石形成に巨大硫黄細菌が関与した?) http://home.hiroshima-u.ac.jp/~mbiotech/phosphate/newsletterNo2.pdf

 


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